- 1人暮らしでペットを飼うことには大変さがある。
- しかし、ペットがいると癒される。
1人暮らしは楽しいですが、寂しさを感じてしまうこともあります。
そんなとき、ペットがいると生活に温かみが出ます。
今回は1人暮らしでのペット飼育について思うことを書いていきます。
ペット飼育の注意点
いい話から入るべきとは思いますが、注意することを最初に考えるべきとも思います。
1人で世話をしないといけない

かつて、とある作品に「家畜に神はいない」と言い放ったキャラクターがいました。神様がいるかどうかはともかく、少なくともペットには飼い主はいます。
飼い主1匹ペット1匹(あるいは2匹以上)の生活だとすると、ペットが頼れる相手は飼い主だけです。
ペットが何をどれだけ食べるか、何を楽しんで生きていくか……そういったことは飼い主の双肩にかかっています。
ペットが病気になったらどうする?
↓
動物病院を見つけておく。
旅行のときはどうする?
↓
基本的に旅行はできない。
あるいはペットホテルやペットシッターを見つけておく。
自分が病気で世話をできなくなったらどうする?
↓
いざとなったら他の飼い主に託す。探す方法を見つけておく。
こういったことを用意しておくべきです。
賃貸なら大家さんや周りの方々の理解を得なければならない
持ち家ならペットが柱で爪を研ごうと壁にオシッコをしようと「うちの子がやったことなんで……」ということになります。
しかし、賃貸なら大家さんともめる原因になります。壊したりすれば、引っ越すときに修理代を請求されるかもしれません。
そもそもアパートやマンションがペット可かどうかという点があります。
ペットを許してもらえるとしても、大型犬でもOKなのかハムスターくらいまでがOKなのか。
鳴き声がひどくて迷惑をかけないか、トイレ関係でにおいがあちこちに散っていかないか……この辺りはアパートやマンションじゃなくても問題になる場合があります。
引っ越すときどうする?
職場によっては転勤があり、ペット可じゃない社宅へ入らねばならないこともあります。大学生が卒業して就職、とか生活が大きく変化することもあります。
飼ったらいけない場所で飼っていたら、やがて問題になります。
ペット自身にも引っ越しは重大なことです。
小さいペット、あるいは幼かったり高齢だったりして抵抗力が低い場合は飼育環境が変わることでストレスを感じてしまいます。
ペットロス
ペットは難しい、みたいな話を続けていますがペットとの暮らしは楽しいものです。
しかし、楽しいということは失われたときの悲しみが大きいということに……
長く一緒に暮らすほど親しみが増していきます。そして反動もでかく……「飼い主1匹ペット1匹」という状況だと自分だけになったときの空虚さがひどいです。
他にもいろいろある
1人暮らしでのペット飼育に限らない難しさもあります。
必ず思いどおりになるとは限らない(大人しい子が欲しかったのに元気ありすぎだったとか)、なかなかなつかないこともある、金銭や時間を使わないといけない、飼い主がアレルギーになる可能性……などなど。
どういうペットを飼うか
飼ったことがあるペットを中心に挙げていきます(全部が全部1人暮らしのときに飼っていたわけじゃありません)。
犬

犬と言っても大型犬から小型犬までいます。他のペットに比べて大きめ。
あっちからも構ってもらおうとしてくることが多いような。散歩に連れていくことも必要なので、いつも構ってあげられるタイプの方が犬に向いている気がします。
大きい分だけエサ代も高め。場所も取るのでそこそこ広い部屋が必要になり、経済的に余裕がないと犬を飼うのが大変です。
猫
猫は犬に比べると気分屋。あっちから構ってもらおうとしてきたときはともかく、こっちから常に「構って!」と行くと嫌がられるかもしれません。
あっちから構ってくるように仕向ける、という接し方の方がいいんじゃないでしょうか。
犬ほどじゃないですが大きい方なので、飼育費用はそれなりにかかります。
昔は「猫は窓から好きなときに出て好きなように散歩」というのが普通でした。しかし今は「猫は家の中」という方針の飼い主さんも多いようです。
友人に飼われていた猫は、犬に育てられたせいか自分を猫と思っていないようでした。お出かけのときは親犬と一緒にリードを付けた状態。
ひどいと思う方もいらっしゃるようですが、事故に遭ったりするよりずっといいはず。猫自身もそれが普通という感覚みたいでしたし。
モルモット
悪役キャラが「モルモットにしてやる!」と言っているのを聞くたびに微妙な気分になります。
世間では「ハムスターのでかいやつ」と思われているフシがありますが、性質はウサギに近いです。
群れで暮らす生き物なので構ってほしがり。初めて飼うと排泄物の量が意外と多いことに驚きます。
「犬や猫は大きすぎて飼えない」「でもペットとの触れ合いを楽しみたい」という隙間にはまってくれるペットです。
ハムスター
大雪師走さんの漫画「ハムスターの研究レポート」だとゴールデンハムスターを扱っていましたが、今のペットショップではジャンガリアンハムスターも扱っています。ゴールデンよりジャンガリアンの方が小さい体。
基本的には鳴きませんが、完全に静かなわけじゃありません。ハムスターは回し車で遊ぶのが大好き。最近は静かな回し車もありますが、昔のは結構すごい音がしていました。
動画サイトには「ハムスターが手の上で寝ちゃった……」みたいな話もありますが、ああいうのはごく一部です。
構いすぎるとストレスを与えてしまうので、ある程度距離をあけておいた方がいいです。
爬虫類
僕が飼ったことのある爬虫類は亀。今どきはヘビも店によってはいます。
ペットの毛でアレルギーになる方も爬虫類なら……
飼ったことがないけど知識として知っているペット
ハリネズミ
やたらなついている動画もありますが、基本的には警戒心が強い生き物です。
ヘビ
狭いところに入る達人。逃げられたら見つけるのは難しいだろうな……
小鳥
以前、友人が飼っていました。
僕の感覚だと「飛べるので、逃げられたら絶対に捕まえられない」という生き物。しかし友人はアパートの外まで逃げられた後で捕まえたそうです。どうやったんだ……
ロボット
AIBOが有名。修理用の部品がなくなって飼い主さんたちが悲しかった、ということもあったそうです。
まとめ ペットに対する個人的な感覚
ペットを飼うは楽しいことです。
しかし、ペットを飼うことの大変さもあります。
ペットを飼うということは命を預かるということ。責任重大です。
メリットもデメリットも知っているので「○○は飼いやすい!」「○○はオススメ!」とは言いにくいです。しかしペットは合う方には合い、欠かすことのできない存在になります。
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